部長・主将から

部長から

本間スキー山岳部長


本間スキー山岳部長
 登山が身体的活動であることは確かですが、いわゆるスポーツかどうかという点では微妙な扱いを受けているでしょう。しかし、実は、登山は本来のスポーツ精神をもっともよく残している活動のひとつであり、そこにこそ登山の魅力があるのです。
  今日スポーツといわれるものの多くは、合理的精神に発露として発達した近代スポーツです。すなわち、一定のルールに基づいて勝敗を争う競技です。勝敗の決し方には、直接的・身体的に相手と対戦するものだけでなく、記録を競う形で優劣を決めるものがあり、記録を競う登山はスポーツと言えるかも知れません。例えば、どの山に登ったか、どの季節に登ったか、どのような条件で登ったか、どれくらい早く登ったかなどを競うものです。しかし、山に登る人の多くは、誰かと競うわけでもなく単に面白いから登るのです。「なぜ山に登るのか」と問われても禅問答のような返事しかできないのもそのためでしょう。スポーツの歴史をみると、その淵源は余裕のある階級が始めた自由な「遊び心」にあります。この自由な心である本来のスポーツ精神が登山には残っているのです。その意味でも、登山には精神的な自由が保証される必要があります。
  わがスキー山岳部(TUSAC)にも、その創設の初期から自由な雰囲気があります。ハイキング、夏山登山、冬山登山、遠征登山、山岳スキー、沢登り、岩登り、ボルダリングなど「遊び方」は多岐にわたり、それに優劣はありません。スキー山岳部は、同好の士が各人の好みとレベルに応じて楽しむために集まる場なのです。クラブに参加する利点は、遊び心を仲間と共有することに加え、大自然の危険を避ける経験・知識・技術を効率よく身に付けるところにあります。
  勉強に就職にと(忙という字の通り)心を亡くし、遊び心を失いがちの毎日です。せめて学生時代は、TUSACに参加され究極のスポーツを楽しんでください。心より歓迎します。



主将から

金澤穂高 主将

 スキー山岳部で大学の4年間を過ごしてみませんか。
 山岳競技は細分化され、個々のスポーツとして独立してきています。現在各部員は自分のやりたい競技を楽しもうと、各々の目的に向かいトレーニングを積むという体制をとっています。近年の具体的な活動としては、フリークライミング、ボルダリング、アルパインクライミング、バックカントリースキー、スノーボード、トレイルランなどがあげれられます。もちろんこの他の山岳競技もチャレンジすることができます。従来の「自然との戦い」といった競技だけでなく、クライミングのコンペティションやトレイルランなど「人との戦い」に活動の中心を置くことも可能です。
 山を楽しむには危険も伴います。事故を起こさないこと、万が一のときには適切に対処できること。これらはアウトドアで活動するものとして最低限果たすべき責任だと思います。スキー山岳部では、安全に対する認識づくり、様々な場面への対応の指導、ファーストエイド研修などを行い、安全に取り組めるようにしています。
 スキー山岳部は己の限界を超え、未知なる世界へ飛び出したいあなたをお待ちしております。

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